【天職探し】人は自分が得意としている事を自分では認識しにくいという話①
人は自分の苦手なことは
自分自身で認識しやすいのに比べて、
自身の得意とすることは
自分自身では認識しにくい傾向がある。
認識しにくいというより、
周りに言われなければ本人は全く気づかないのだ。
苦手なことを自覚しやすい理由は簡単。
自分と周りの人たちとの比較ですぐに分かるからだ。
得意とすることにも、
[本人が自覚している得意]
[本人が自覚していない得意]
この2つがある。
ここではまず、
後者について話していく。
なぜ、
自分の得意なことを自分で自覚できないのか。
それは、
その人の得意とすることが
その人にとっては普通で当たり前すぎるだからだ。
生まれてからずっと
その人は自分でいるため、
自分に備わる全ての能力が
その人にとっては至極普通だからだ。
つまり、
[無意識にやってのけている得意]
というわけだ。
私の場合を例に取って見てみよう。
私は視覚などの細かい感覚。
色、形、素材、配置などをミリ単位で
自分なりの完璧なデザインを作ることが得意。
人がつい欲しくなってしまような
キャッチコピーを考えるのが早くて得意。
誰かが作ったもうすでにあるものを
磨いてプロデュースして売り出すのも得意だ。
この私の得意技だが、
自分では【無意識に普通にやっていた】ので、
これが自分の得意技だということを夫に言われるまで
私は自分では【全く気付かなかった】のだ。
つづく…